2018/04/14(土) 掲載
石川遼選手の独走態勢に陰り、後半戦は波乱も起きるか
風雲急を告げるとはこのことでしょうか
。
予報よりも早く雨がパラつき始める
と、ゲームも急展開を迎えました。
4番パー5は、フェアウェイの右側に池が続き、グリーンは縦に長い難関コース。
ここでボギーを打つ選手も多く、ダブルボギー以上もあり得る難所です。
石川遼選手は予選1日目、予選2日目をパーで切り抜けましたが、今日は痛恨のボギー。
対して、1組前の重永亜斗夢選手はここでバーディーを奪い、スタート時の5打差は一気に2打差まで縮まりました。
また、片山晋呉選手、永野竜太郎選手、朴相賢(パクサンヒョン)選手らが前半だけで3バーディーと追い上げている他、前半2アンダーの川村昌弘選手や金庚泰(キムキョンテ)選手らも隙あらば優勝争いに割って入ろうかという勢い
。
石川遼選手は、その後6番をバーディーで取り返しましたが、同じ最終組の時松隆光選手、宋永漢(ソンヨンハン)選手とともに一進一退のイーブンパーで後半戦に入っています
。
膠着状態の最終組を除けば、インスタートの竹谷佳孝選手がハーフで4連続を含む5バーディーを奪うなど今日はほとんどの選手がスコアを伸ばしてきている状況
。
天気同様、これからのゲーム展開
は予断を許しません
。

▲石川遼選手
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2018/04/14(土) 掲載
決勝ラウンド間もなくスタートコンディションは最高です
大会が始まってから一番暖かい朝
を迎えました。
雨
が心配されていた天気も持ちそうですね。
本日の決勝ラウンド1日目は、この後8時に第1組の平山隠選手、丸山大輔選手、S・H・キム選手の3名がアウトコース1番ホールからスタートします
。
昨日までのトータルのスコアはともにイーブンパー。
風もほとんどなく、昨日よりもコンディションに恵まれたムービングサタデーは、さらに上位を目指してスコアを伸ばすのみです
。
昨日、強風
にも関わらず3アンダーをマークして優勝争いに加わってきた高山忠洋選手、地元期待の川村昌弘選手、初日64を出した重永亜斗夢選手は9時50分。
また、注目の最終組、時松隆光選手、宋永漢(ソンヨンハン)選手、石川遼選手の3名はその後10時ちょうどに同じく1番ホールからスタートする予定です
。
ドライビングディスタンス計測ホールの17番ホールで、初日349ヤード、2日目も345ヤードを記録した額賀辰典選手は8時10分にインコース10番ホールから、昨年のドライビングディスタンス日本人最上位の永野竜太郎選手は9時30分に1番ホールからのスタートです
。
明日、最終日の天気がどうなるか読めないため、今日は各選手とも1つでもスコアを伸ばしておきたいところ。
昨日は各選手とも我慢のゴルフを強いられましたが、今日は序盤から積極的に攻めてくることが予想されるので順位に大きな変動もあるかもしれません
。

▲石川遼選手
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2018/04/13(金) 掲載
守りに入らず、最後まで攻めのゴルフを続けたい(石川遼選手インタビュー)
初日8アンダーで1打差の単独首位に立ち、2日目は強風をものともせずに3アンダー
をマーク。
2日間トータル11アンダーで早くも2位と4打差を付けた石川遼選手。
ホールアウト後の本人のコメントを紹介します。
他の選手が強風
で苦労する中、この強さの秘密はどこにあるのでしょうか?
石川遼選手 「久しぶりに優勝争いでしびれる経験をできたこと。それに、千葉オープンも岐阜オープンもかなり風が吹いて、今年から使っている新しいボールがアゲンストやフォロー、横風の中でどういう飛び方をするのか把握できたことが生きています。だから風は強かったけれど、あまり難しいとは思わなかったですね」
石川遼選手だけ違う景色を見ているようだったとの声がありましたが、そういった意識はありますか?
石川遼選手 「自分は自分の景色の中でやれるよう今年は特に意識しています。だから、周りのプレーに左右されるのではなく、あくまでも自分のルートに打って行くし、パッティングで言えば、選手によってラインは違うので、自分でラインを作っていきたい。周りに合わせているときは集中できていないと言うこと。自分が考えていることに対し、自信を持ってやろうと思っています」
明日からの決勝ではどんなゴルフにしていきますか?
石川遼選手 「まだ折り返しなので守りに徹するのは早い。日曜日の最後の数ホールまで、自分としてはどんなコンディションでもスコアを伸ばしていきたい」
決勝の残り36ホールも積極的なプレーでギャラリーを楽しませてくれそうです
。

▲石川遼選手
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2018/04/13(金) 掲載
多くの選手が風に翻弄される中、午前組ベストスコアは宋永漢
予選ラウンド2日目も順調に進み、午前スタートの組が続々とホールアウトしています。
しかし、強風
の中ではスコアまで順調とは行きませんでした。
現在のところ、アンダーパーで回っている選手は1割もいません。
昨日はほぼ半数の選手がアンダーパーでしたが、同じコースにも関わらず、たった1日で難易度ががらりと変わってしまうところが、東建多度カントリークラブ・名古屋の難しさであり、観る側にとっては面白さです。
午前組のベストスコアは宋永漢(ソンヨンハン)選手の3アンダー・65。
宋永漢(ソンヨンハン)選手は2日間トータル7アンダーまでスコアを伸ばし、暫定2位タイ
。日本人選手でアンダーパーをマークしたのは永野竜太郎選手と鍋谷太一選手、星野陸也選手の3人で共に1アンダー。永野、鍋谷両選手はトータル3アンダーの現在11位タイ、星野陸也選手はイーブンパーの41位タイですが、午後組がスコアを落とせばさらに順位が上がる可能性もあります
。
この他、武藤俊憲選手は本日イーブンでトータル3アンダーをキープ。
ほとんどの選手が大きく落とす中で、イーブンパーは実質的にはアンダーパーと言ってよく、決勝ラウンドに期待がかかります。
同じく、好スタートを切りながら結局スコアを2つ落とした川村昌弘選手にも逆転優勝のチャンスは十分残っています。
一方、午後スタート組では、昨日単独首位の石川遼選手が出だしの1番、続いて3番でバーディーを奪い、後続を引き離しにかかっています
。
このまま石川遼選手が独走態勢を築くのか、追いつく選手が出てくるのか、全員がホールアウトするまで目が離せません。

▲宋永漢(ソンヨンハン)選手
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2018/04/13(金) 掲載
前半2バーディーの川村昌弘選手がトップタイに浮上
スコアの伸ばし合いとなった昨日とは打って変わり、今日は風の影響を受けてほとんどの選手が思う様にスコアを伸ばせていません。
アゲンストの風が吹く10番でプレーを見ていたところ、インスタートの33選手中、ボギー以上が13人で、このうちダブルボギー3人、トリプルボギー1人。
逆にバーディーがとれた選手は3人でした。アウトスタートも向かい風
の強い7番や8番で苦戦する選手が多い様です。
今日のプレーは、時間と共に強くなる風にどう対処するかがカギを握っています。
そんな中、着々とスコアを伸ばしているのがインスタートの川村昌弘選手です。
難しい出だしを堅実なプレーで乗り切ると、14番で今日ひとつめ、17番でふたつめのバーディーを奪い、前半9ホールでスコアを6アンダーから8アンダーまで伸ばして、トップタイに順位を上げてきました
。
昨日は「今年はショット
に自信があります。パターも人並みくらいには入っているので、ショットでチャンスを作ってバーディーを増やしたい。でも、まだ開幕戦で先が長いので神経質にならずにゆっくりやれればいい」と話していた川村昌弘選手ですが、いきなりビッグチャンス
を引き寄せました。
この他、前半2バーディーの宋永漢(ソンヨンハン)選手が6アンダー・5位タイ、3バーディーの星野陸也選手は2アンダーの25位タイまで上がって来ています
。
後半9ホールのプレー
から目が離せません。

▲川村昌弘選手
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