2018/04/14(土) 掲載
最終日最終組の決戦はパッティングが勝負の決め手!
トータル14アンダーの単独トップで明日の最終日を迎える重永亜斗夢選手。
それを4打差から追いかける石川遼選手。
最終日最終組で直接対決をする2人に今日の結果と明日の抱負を聞いてみました。
まず、今日ボギーなし・8バーディーで大きくスコアを伸ばした重永亜斗夢選手です。 今日スコアを伸ばせた要因は?
重永亜斗夢選手 「パッティングです。ショットは開幕前から自信がなくて、ドローのイメージなのに、軌道が(インサイドアウトではなく)縦に入っているので、結果はよくても気持ち悪さを感じています。でも、今週はその分パターがいいですね。ある程度のところに付けばゴルフになるので、ショットで無理をする必要がありません」
パターが良くなったのはいつから?
重永亜斗夢選手 「こちらに来てからです。プロアマ大会のときは前のティーから回って75。もうダメだと思ったけれど、パッティングのヒントを見つけて良くなりました」
明日は初優勝のチャンス
です。
重永亜斗夢選手 「一緒に回る(石川)遼も(片山)晋呉さんもゴルフの歴史のような人なので、自分は欲をかかないで、2人がどんなプレーをするのか色々見たいですね。天気が穏やかな今日の内に貯金を作って、明日はそれを少し放出するのが頭の中で考えていたプランですが、4打差しかないので、できれば明日は天気が荒れてもらったほうが助かります」
最終組なので明日はマスクを外しますか?
重永亜斗夢選手 「明日も風が吹く予想だし、着けているときの方が成績が良いので外せません(笑)」
▲重永亜斗夢選手
続いて、前日単独首位から今日はスコアを伸ばせず、4打差の2位タイに下がった石川遼選手です。 今日のゴルフを振り返って下さい。
石川遼選手 「これが自分の今の100%だと思って受け止めて、明日にぶつけていきたいです」
思うように伸ばせなかった原因は?
石川遼選手 「ショットです。動きが硬かったり、ダウンスイングで体が開くのが早かったり、バックスイングが浅かったりで、良い結果のショットもありましたが、ギリギリのところで余裕がありませんでした。トーナメントリーダーで出て、自分ではそのつもりはないけれど、差を意識してしまったのかもしれません」
明日はどんなプレーを考えていますか?
石川遼選手 「明日の1ラウンドを来週、再来週の自分のためになるようにしたい。スコアだけを追ったり、逃げたりしても明るい将来はないので、最初に自分が思ったところに打てるようにしていきたいです。パッティングに関しては思ったところに打てる自信があります。フックもスライスもこんなにきれいに転がせている経験はなくて、今日は自分の思ったところより1筋分右にずれていることが判ったので」
▲石川遼選手
初優勝を目指す重永亜斗夢選手と、逆転でツアー15勝目を狙う石川遼選手、そしてツアー31勝のベテラン片山晋呉選手。
三つ巴の勝負は、パッティングがカギとなりそうです。