2018/04/11(水) 掲載
プロアマ大会優勝の山下和宏選手が本戦でのツアー初優勝を誓う!
夕方から天気が大荒れと言う予報も出ており、空模様を心配しながらスタートした本日のプロアマ大会。
途中で少し雨がぱらついたものの、各組がホールアウトする頃には薄日も差してきて、まずまずのコンディションで競技を終えることができました。
気温も例年より暖かく、好プレー・好スコアが続出。山下和宏選手のチーム、手嶋多一選手のチーム、松村道央選手のチームの3組がトータル16アンダーで並ぶ大混戦となりました。
大会規定により、平均ハンデキャップが最も少なかった山下和宏選手のチームが優勝しました。
山下選手と言えば、2015年の「東建ホームメイトカップ」最終日、15番ホールからの3連続バーディーで首位M ・ヘンドリー選手に1打差と迫り、プレーオフを狙った18番のバーディーパットを惜しくも外して単独2位。
優勝は逃したものの、大会史に残る名勝負を見せてくれたのが記憶に新しいところ。
また、山下選手はこれまで最終日最終組を11回も経験しながら優勝に届かず、初優勝に最も近い男と言われ続けてきました。
プロアマ大会表彰式では、「今季初優勝ですね」と司会者から水を向けられた山下選手は、「(調整の)ピークをプロアマに持ってきてしまって、明日からが心配ですけど、この流れをつなげられるように頑張ります。現地で観戦して頂ければ嬉しいです」と優勝宣言。
若手の台頭が著しい男子ツアーですが、44歳のベテランが正真正銘の初優勝を狙います。