2016/04/15(金) 掲載
吹き荒れる風に翻弄される、波乱の第2ラウンド。
朝から風が吹き荒れる今日の「東建ホームメイトカップ」第2ラウンド。
午前スタートの選手にとっては昨日午後に引き続いて、厳しいコンディションとなってしまいました。
首位と1打差の5アンダー、3位タイから逆転をスタートした松村道央選手は、最初から無理をしない作戦。
1番のティーショットで最短距離の右サイドをキープすると、2打目は奥のピンをねらわずセンターにのせて手堅くパー。
2番、3番もパーをセーブして、4番のパー5は順当にバーディー。
プラン通りのゲーム運びで流れをつかんだかに見えましたが、風がアゲンストに変わる5番のセカンドで番手に迷い、まさかのダブルボギー
そのあと粘ったものの、結局スコアを3つ落としてしまいました。
しかし、スコアはまだ2アンダーです
「この風の中、赤字(アンダーパー)で終われたのはまずまず。明日風が止んだらスコアをもう一度伸ばしていきたい」と松村選手は残り2日間での巻き返しを誓います。
ホールアウトした選手の中で最上位は、4バーディー・4ボギーのイーブンで回り、4アンダーをキープした朴ジュンウォン選手です。
2008年の本大会で大叩きした経験を生かし、フェアウェイキープとパター勝負に徹する作戦が功を奏しました。
結局、午前中にスタートした64選手のうち、アンダーパーは武藤俊憲、山下和宏、上平栄道、J・パグンサンの4選手だけで、ほとんどの選手がスコアを落としてしまいました。
風が弱まる気配はなく、午後のゲームも我慢比べとなりそうです
誰が残るか、はたまた誰が抜け出して明日の決勝ラウンドを迎えるのか。
試合の流れを予想するのは、風を読むのよりも難しい状況です