2015/04/19(日) 掲載
決勝ラウンド2日目
いよいよ最終日、今日もバーディー合戦の予感コースセッティングの変更により今年のグリーンはいつもの年より止まります。
初日、2日目までは選手も「東建多度カントリークラブ・名古屋のグリーンは固くて速いという先入観があるので、分かっていても攻め切れない」と戸惑っていました。
しかし、ラウンドを重ねるごとに今年のグリーンのスピードに慣れてきて、昨日の3日目はほとんどの選手がスコアを伸ばしてきました。
今日もほとんど風がないため、バーディー合戦となりそうです。プロの本気の攻めをお楽しみ下さい。
本日の決勝ラウンド最終日の競技は午前8時ちょうどにスタート、注目の最終組は10時ちょうどにティーオフする予定です。

▲H・W・リュー選手
スコアボードには○が並び始めました。
(※○とはバーディーを表す記号です。)
近藤共弘選手と高山忠洋選手は、組は違いますがスタートから6ホール目でともに3つ目のバーディー。
地元ギャラリーの声援に応えてくれています。
また、宮本勝昌選手と園田俊輔選手の2人はスタートの1、2番で連続バーディーを奪いリーダーボードに名前が上がってきました。
この後スタートする上位陣も負けじとスコアを伸ばしてくるはずです。
楽しみになってきました。

最終組は互角の戦い
注目の最終組は3番ホールを終了して、H・W・リュー、山下和宏、片岡大育の3選手ともバーディーひとつずつ。
スコアも1打ずつ伸ばして差は変わらず、緊迫した戦いが続いています。
一方、下から追い上げているのは、今日ここまでバーディー2つで8アンダーまで伸ばしたS・K・ホ選手や4バーディー・1ボギーで7アンダーの宮本勝昌選手などです。
高山選手はアウト9ホールを4バーディーの31(パー35)で回り、インへ折り返しました。
▲片岡大育選手
優勝争いは終盤戦へ
4日間の長い戦いもいよいよ終盤に差しかかってきました。
最終組がハーフを折り返した時点でトップは、今日ひとつスコアを伸ばして現在12アンダーのH・W・リュー選手。
これを片岡大育選手が1打差11アンダーで追いかけています。
そして、トップから3打差9アンダーには高山忠洋選手、重永亜斗夢選手、山下和宏選手、そして今日大爆発の宮本勝昌選手が並んでいます。
ドラマの結末はまったく読めません。

▲高山忠洋選手
現在のトップは13アンダー、最終組のふたつ前で回るM・ヘンドリー選手。
これを最終組の片岡大育選手、山下和宏選手、H・W・リュー選手が11アンダーで追いかける展開となっています。
残すところ5ホールですが、まだ2打差を逆転するチャンスは十分あります。
2015年ジャパンゴルフツアー最初の優勝者は誰か……勝負の結末はこの後16時からのテレビ中継(テレビ東京系列6局ネット)でご覧下さい。

▲M・ヘンドリー選手