2019/04/20(土) 掲載
上位グループは安定したプレー、下からは激しい追い上げ
本日の東建多度カントリークラブ・名古屋は芝生の上で昼寝をしたくなるくらいの穏やかな春の陽気に包まれて絶好のコンディションです。
最終組は3ホールを終えた段階ですが、上位陣のスコアや順位の変動はありません。
注目の最終組は、1番で小田孔明選手と星野陸也選手が無難にグリーンセンターをねらってパー。D・オー選手は積極果敢に奥のピンをねらっていきましたが、奥からのパットを外してパー。2番、3番も全員パーとして危なげない滑り出しです。
また、最終組のひとつ前で回る貞方章男選手とD・ペリー選手も3番まで連続パー。出水田大二郎選手は1番のアプローチがピンをオーバーしてボギーとしましたが、3番でバーディーを取り返したため、上位陣の順位の変動はありません。
序盤のプレーを見る限り、上位6選手のショット力やパッティングはほぼ互角。この先コースマネジメントの違いが今日の結果を左右するかもしれません。
上位のスコアが停滞している間に、順位中ほどの選手がじわじわと追い上げています。5アンダー・14位タイでスタートしたすし石垣選手とS・H・キム選手は序盤でバーディーを2つ奪い、トータル7アンダー。トップと3打差の射程圏内に捉えました。
また、インスタートの藤田寛之選手も前半9ホールを4バーディー・1ボギーにまとめて大きくポジションアップ。残り9ホールでさらに上位をうかがいます。
ゲームはまだ始まったばかり。これからどんなドラマが生まれるか楽しみです。

▲積極果敢に攻めるD・オー選手
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2019/04/20(土) 掲載
本日快晴!エキサイティングな一日が始まります
4日間の長丁場もいよいよ折り返し地点。プロ127名、アマチュア5名の132名が参加して始まった本大会ですが、2日間の予選ラウンドを終え、上位60位タイまでの68選手が今日から2日間の決勝ラウンドに望みます。
何が起きても不思議ではない東建多度カントリークラブ・名古屋で結果を予想するのはまだ気が早いかもしれませんが、現時点で優勝にもっとも近いのは、トータル10アンダーの小田孔明選手とD・オー選手です。大会歴代最多勝(2勝)で多度の勝ち方を知り尽くした小田孔明選手と、苦手なコースとはいえショットもパットも好調なD・オー選手の二人がそれぞれどんな攻め方をするのか比較しながら観戦するのも面白そうです。
また、2人を1打差で追いかける星野陸也選手は186センチの長身を生かした飛距離が持ち味。予選2日間のドライビングディスタンスは300ヤードを越えており、今日も豪快なショットを見せてくれるに違いありません。小田孔明選手、D・オー選手、星野陸也選手の最終組は1番ティーから10時ちょうどにスタートする予定です。
最終組の1組前、第12組でスタートするのは、QTから今年前半戦の出場権をつかんだ貞方章男選手と、昨年プロ7年目で初優勝を果たした出水田大二郎選手、そしてプロ2年目で日本ツアー初出場のD・ペリー選手。3選手とも得意クラブはアイアンなので、セカンドショットを誰がどう寄せてくるかが見どころです。
この他注目したいのは、2013年以来6年振りの出場ながらトータル5アンダー・14位タイ、優勝をねらえるポジションに付けているすし石垣選手。バーディーを決めたときの「すしダンス」を今日は何回披露してくれるでしょうか。
快晴に恵まれた本日のムービングサタデーは、エキサイティングなシーンがたくさん見られそうです。

▲注目したいすし石垣選手
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