2019/04/18(木) 掲載
春先のコースはアプローチ力がものを言う
先日のブログ記事で中井学プロも指摘していた通り、「東建ホームメイトカップ」初日はグリーン周りが勝負どころとなりました。
今日、スタートの10番でチップインバーディーを決めるなどアプローチショットが冴え、7バーディー・6アンダーの65をマークした池田勇太選手も「日本の春先の芝は根が軟らかいので剥げてきてダフリやすくなります。ウェッジを試行錯誤して、一昨日いい感じの1本ができたのがよかった」と好スコアの要因を振り返っていました。
この他、午前組では、昨年の「日本ゴルフツアー選手権」で最終ホールに劇的なチップインで初優勝をもぎとった市原弘大選手が4バーディー・ノーボギーの4アンダーで上位に付けました。
一方、プレー中の午後組でも、アプローチ巧者として知られる貞方章男選手が、2番から4連続バーディーのスタートダッシュ。谷口徹選手や藤田寛之選手などベテラン勢もじわりと上位をうかがっています。
明日の予選ラウンド2日目は晴れて北西の風がやや強くなるとの予報。ショットのコントロールが難しくなり、さらにグリーンが乾いて硬さを増せば、ますますアプローチの重要度が高くなりそうです。

▲上位を狙う藤田寛之選手
- この記事のURL
- https://www.token-cup.com/blog/0000-902/00281/
2019/04/18(木) 掲載
池田勇太選手、有言実行なるか
「東建ホームメイトカップ」初日、ロケットスタートを決めたのは、昨日行なわれた鏡開きとプロアマ大会表彰式で「平成最後のチャンピオンをねらう」と力強く宣言した池田勇太選手です。
今日インスタートの池田選手は、10番で幸先よくバーディーを決めると、11番はボギーとしたものの、続く12番、13番で2連続バーディー。
15番から17番まで3連続バーディーと怒濤の進撃。スコアを5アンダーまで伸ばし、暫定単独首位で前半9ホールを終えています。
本大会に出場するのは3年振りの池田勇太選手ですが、過去最高成績はプロ2年目になる2009年の3位タイ。過去9回中ベスト10フィニッシュ5回で予選落ちなしと、東建多度カントリークラブ・名古屋を得意としています。残り9ホールでどこまでスコアを伸ばしてくるか要注目です。
その他、注目組の今平周吾選手は7ホールを終えてイーブンパー。
重永亜斗夢選手は1オーバーとともにスコアが伸び悩んでいますが、まだまだ先の長い戦い、これからの巻き返しに期待しましょう。
また、11時30分からは午後組の66選手が続々とスタートします。歴代優勝者の宮本勝昌選手、金庚泰選手、谷口徹選手、片山晋呉選手、藤田寛之選手、梁津萬選手、上田諭尉選手、そして尾崎将司選手らベテラン勢のプレーからも目が離せません。

▲平成最後のチャンピオンをねらう池田勇太選手
- この記事のURL
- https://www.token-cup.com/blog/0000-902/00280/
2019/04/18(木) 掲載
女子プロが教えてくれた「東建ホームメイトカップ」の味わい方
昨日行なわれたプロアマ大会には、5名の女子プロがゲスト枠で出場しました。
皆さん、男子プロの迫力あるプレーに圧倒されつつもさすがはプロ。男子のプレーをしっかりチェックされていたようです。そこで、プロの視点から「東建ホームメイトカップ」の見どころを教えて頂きました。
森口祐子プロ
「男子プロとまわって感心するのは視野の広さです。たとえ3パットしても、それを過去の出来事として払拭し、次のホールでは気持ちを新たにチャレンジするなど、18ホールの流れを上手く作っています。
また、ティーショットをいくら上手に打ってもバーディーは取れません。そこでプロがどんな設計図を描くか。次にどういうボールを打ってくるのかを考えながら観戦するのも興味深いと思います。
どこかのホールで定点観測する場合は、ボールだけを追うのではなく、そのホールを舞台と考え、選手の歩き方や表情にも注目して見ると、各選手のことがもっとよく分かるようになります」
服部道子プロ
「やっぱり男子プロならではの迫力を感じて頂きたいですね。正直、私たちには真似できませんが、スイングスピードやボールが飛んで行くときの音などは、テレビでは十分に感じにくいので、ぜひ会場で味わって欲しいと思います」
米山みどりプロ
「同じ人間なのにアプローチでいろんなことができるのが男子プロ。女子は打ち方が一辺倒ですが、男子は同じ30ヤードでも転がしたり上げたり、技を使います。こんなところから転がすのか。ここで上げるか。など、見ていて驚かされることも多いです。
アプローチならヘッドスピードは関係ないので、アマチュアでも真似ができます。目の前で見ないとそのときの状況や打ち方は分からないので、ぜひ会場に足を運んで下さい」
いかがでしたか。現地で観戦する皆様もいつもとは違う見方でゴルフの面白さや奥深さを味わってみて下さい。

▲見所を語る服部道子プロ
- この記事のURL
- https://www.token-cup.com/blog/0000-902/00279/
2019/04/18(木) 掲載
JAPANゴルフツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」が始まりました
おはようございます。ゴルフファンの皆様お待ちかねのJAPANゴルフツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」予選第1ラウンドが午前7時20分から始まりました。
7時現在、三重県桑名市の天候は快晴、気温13.8度。午前5時発表の予報では、本日の予想最高気温は22度まで上昇し、降水確率は0%。風は穏やかで午後から南寄りの風に変わるとのこと。つまり、絶好のゴルフ日和です。
昨日からの雨でグリーンも軟らかくなっているため、スコアを伸ばすなら今日しかないと選手も目の色を変えていることでしょう。今日一日、男子プロの本気の攻めを堪能頂けると思います。
さて、午前スタートで一番の注目は第19組。昨年度賞金王でマスターズ帰りの今平周吾選手に、本大会ディフェンディングチャンピオン重永亜斗夢選手。そして今回、ウェイティングからチャンスをつかんだ杉山知靖選手が8時30分に10番ホールからスタート。
また、昨年初優勝して勢いのある秋吉翔太選手、市原弘大選手、星野陸也選手、稲森佑貴選手らも午前中にスタートします。

- この記事のURL
- https://www.token-cup.com/blog/0000-902/00278/