2019/04/18(木) 掲載
女子プロが教えてくれた「東建ホームメイトカップ」の味わい方
昨日行なわれたプロアマ大会には、5名の女子プロがゲスト枠で出場しました。
皆さん、男子プロの迫力あるプレーに圧倒されつつもさすがはプロ。男子のプレーをしっかりチェックされていたようです。そこで、プロの視点から「東建ホームメイトカップ」の見どころを教えて頂きました。
森口祐子プロ
「男子プロとまわって感心するのは視野の広さです。たとえ3パットしても、それを過去の出来事として払拭し、次のホールでは気持ちを新たにチャレンジするなど、18ホールの流れを上手く作っています。
また、ティーショットをいくら上手に打ってもバーディーは取れません。そこでプロがどんな設計図を描くか。次にどういうボールを打ってくるのかを考えながら観戦するのも興味深いと思います。
どこかのホールで定点観測する場合は、ボールだけを追うのではなく、そのホールを舞台と考え、選手の歩き方や表情にも注目して見ると、各選手のことがもっとよく分かるようになります」
服部道子プロ
「やっぱり男子プロならではの迫力を感じて頂きたいですね。正直、私たちには真似できませんが、スイングスピードやボールが飛んで行くときの音などは、テレビでは十分に感じにくいので、ぜひ会場で味わって欲しいと思います」
米山みどりプロ
「同じ人間なのにアプローチでいろんなことができるのが男子プロ。女子は打ち方が一辺倒ですが、男子は同じ30ヤードでも転がしたり上げたり、技を使います。こんなところから転がすのか。ここで上げるか。など、見ていて驚かされることも多いです。
アプローチならヘッドスピードは関係ないので、アマチュアでも真似ができます。目の前で見ないとそのときの状況や打ち方は分からないので、ぜひ会場に足を運んで下さい」
いかがでしたか。現地で観戦する皆様もいつもとは違う見方でゴルフの面白さや奥深さを味わってみて下さい。
▲見所を語る服部道子プロ