2019/04/17(水) 掲載
プロアマ大会優勝は上井選手、トークの主役はジャンボ尾崎選手
生憎の雨となった今日のプロアマ大会ですが、参加者の皆さんは全員元気いっぱいに18ホールを回りきりました。
ゲームも盛り上がり、トータル16アンダーで2チームが並ぶ大接戦。大会規定により優勝は上井邦裕選手チームに決まりました。
バーディーを量産してチームを引っ張ったのはもちろん上井邦裕選手。プロ15年目の36歳、初優勝にもっとも近い男と言われ続けてきた上井邦裕選手にとって、悲願達成に向けて幸先のいいスタートとなりました。
プロアマ大会、コース上の主役は上井邦裕選手でしたが、表彰パーティーの主役を務めたのは、プロ入り50年目の72歳、前人未踏の通算113勝を達成したレジェンド、尾崎将司選手です。
池田勇太選手、重永亜斗夢選手とのトークショーでは、明日からの本戦に向けて「昭和、平成はけっこう暴れさせてもらったけれど、新しい令和になって、3つの時代をまたがってゴルフができるのは嬉しいこと。タイガーウッズはマスターズで全世界を感動させたけれど、自分も明日から少しでもいいプレーをして日本人を感動させたいし、若手に刺激を与えたい」と気力十分。
今日も大勢のギャラリーを引き連れてのラウンドでしたが、明日もファンを楽しませてくれるに違いありません。
尾崎将司選手の力強い言葉を受けた池田勇太選手からは「若手からジャンボさんまで幅広い年代層が力を発揮しているスポーツはなかなかない。自分も平成最後の『東建ホームメイトカップ』に勝ってすごい選手と言われたい」と優勝宣言が飛び出しました。
そして最後に飄々としたトークで会場を沸かせたのはディフェンディングチャンピオンの重永亜斗夢選手でした。
「予選通過が目標です。今年は花粉もほぼ終わっているのでマスクなしで頑張って好感度を上げていきます」と亜斗夢節。しかし、「得意コースなのはぼくも分かっています。去年優勝したからさすがに自負しています」と密かに自信をみなぎらせていました。
若手、中堅、ベテランと役者の揃ったJAPANゴルフツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」で今年はどんなドラマが生まれるか。明日から4日間の戦いをお楽しみ下さい。
▲前夜祭にて意気込みを語る尾崎将司選手