2016/04/16(土) 掲載
亜斗夢と竜太郎が踏ん張って最終日に夢をつないだ!
初日のリーダーだった重永亜斗夢選手と永野竜太郎選手です。
どちらが勝っても初優勝と期待が膨らみましたが、昨日2日目は、重永選手が3打、永野選手も1打落として、首位の座を金庚泰選手に明け渡してしまいました。
しかし、今日の第3ラウンドでは、二人とも驚異的な粘りを見せてくれました
まずは首位と4打差の3アンダーでスタートした重永選手です。
2番のセカンドショットをベタピンに付けて最初のバーディー。
続く3番はティーショットをバンカーに入れてボギーとしたものの、5番ですぐに10ヤードのチップインバーディーを決めて取り返しました
「スイング修正中でショットは本当に悪い」
そう、今週はぼやきっぱなし重永選手ですが、そんな状態ながらも今日はチップイン2回で流れを引き寄せ、上がってみれば6バーディー・2ボギーの67をマーク。
トータル7アンダーで2位タイに再浮上しました
一方の永野選手は、今日最終組、首位と2打差で5アンダーからのスタートでした。
しかし、1番でエッジの芝の境目に止まったボールをパターですくい上げてしまい痛恨の3パット。
そのあともチャンスに付けながら決めきれず、同じ組の金選手に引き離されるばかりかと思いきや、上がり5ホールで3つバーディーを奪って今日69、重永選手と仲良く7アンダー・2位タイに付けました。
「良いところに付けていればそのうちチャンスは来る」
と我慢を続けたご褒美でしょう。
今朝も電話で連絡を取り合ったと言う重永選手と永野選手は、同じ熊本県出身でジュニアの頃からの顔見知り。
明日は重永選手が最終組、永野選手がひとつ前で別々の組に分かれますが、互いに負けたくない気持ちと応援する気持ちの両方を胸に抱きながら、初優勝を争います