2014/04/18(金) 掲載
今日のおすすめ観戦ポイントは13番ホール
東建多度カントリークラブ・名古屋には200ヤードを越えるパー3が3ホールもあり、それをどう攻略するかがスコアメイクのカギとなります。
今年は、そのうちの1ホールがさらに難しくなって選手を苦しめています。
13番パー3、金閣寺のホールと言えばイメージが浮かぶと思いますが、その距離が212ヤードから240ヤードへ28ヤードも延長されたのです。
240ヤードと言えばふつうのアマチュアならドライバーで届くか届かないかという長さ。その距離でピンをねらうのはまさに至難の業と言っていいでしょう。
13番ホールがどれくらい難しくなったのか、浅地洋佑選手に聞いてみました。
「風にもよりますが、いままでぼくはユーティリティ、3番アイアン、4番アイアンくらいで打っていました。でも、今年は5番ウッドか7番ウッドを持たなければなりません。しかも、ティーグラウンドの位置が変わって視界が開けたせいか、去年よりも左の池が近く見えるようになりました。ひっかけたら池に入りそうな恐怖感があります。ここでバーディーを取るのは難しいと思います。パーでよしとしなければなりません」
難度の高さはデータにも現れています。
1日目ラウンドのパーオン率はなんと26.72%
プロでも4人に1人しか1オンできなかったのです。そして、バーディーを取った選手は131人中わずか6人しかいませんでした。
13番ホールは右サイドの斜面がスタジアムのような地形になっているため、非常に観戦しやすいホールです。
ギャラリーの皆さまは、難関ホールをプロがどう攻め落とすか、ぜひその目で確かめて下さい
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選手にとっては池が大きなプレッシャーとなります。