2013/04/02(火) 掲載
コースコンディションはベストです
大会まであと2週間となり、東建多度カントリークラブ・名古屋
ではコース整備が急ピッチで進められています。
「東建ホームメイトカップ」が4月開催となってからは、例年、満開から散り初めの桜が大会に彩りを添えてくれています。
本格的な春到来を思わせる眺めですが、この時期のトーナメントは芝の管理が非常に難しいそうです。
特に今年の冬は寒い日が多くて、コースも何度か積雪
に見舞われました。その為、芝の成長も遅くなりがちです。
しかし、いくら自然条件が厳しくとも大会は待ってくれません
芝の管理を預かるコースキーパーも
「気温が低い間、芝は休眠状態になって育ちません。一時期はどうなることかと気を揉んだものです」
と言っていましたが、そこはプロの仕事ぶり
「去年の秋にしっかりと下地を作っておいたのと、最近気温が上がってきたおかげでようやく芝が動き出しました。これから大会の週まで集中管理をして、ベストコンディションに近づけます。」
と自信を見せます
3月28日には日本ゴルフツアー機構のトーナメントディレクターによるコース視察が行なわれ、コース設定の目標値が決まりました。
グリーンの速さはスティンプメーターで11〜12フィート、硬さを表すコンパクションは24〜25と昨年並みに仕上がる予定です。
直前の天候にも左右されますが、東建多度カントリークラブ・名古屋のグリーンは水はけの良いサンドグリーンを採用しているため、よほどの大雨でも降らない限り影響は受けにくいとのこと。
かつて片山晋呉選手が「まるでオーガスタのよう」と称賛した東建多度カントリークラブ・名古屋の高速グリーンがトッププロの華麗な技を引き出してくれることでしょう
今年の開催時期は昨年よりも1週間遅いため、名物のソメイヨシノは大会までには散っているかも知れませんが、その代わりに芝桜やチューリップ
などが楽しめそうです。
どうしても桜が見たいと言う方は満開のこの時期にプレーされてはいかがでしょうか?