2019/03/25(月) 掲載
平成最後のJAPANゴルフツアー開幕
こんにちは。JAPANゴルフツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」公式ブログをご覧頂きありがとうございます。
さて、今年は5月1日に新天皇の即位の礼が行なわれます。したがって、今大会は2019年JAPANゴルフツアーの開幕戦にして、平成最後の試合。
記念すべき大会を迎えるに当たり、今回は平成初期の大会を振り返ってみることにします。
「東建ホームメイトカップ」が始まったのは1993年(平成5年※当時は東建コーポレーションカップ)。第1回大会で優勝を飾ったのは、ジャンボ軍団の飯合肇選手でした。第4回大会も同門の金子柱憲選手が勝ち、第6回大会では飯合肇選手が2勝目。そして、総帥の尾崎将司選手も第5回と第7回の2大会で優勝しています。当時のジャンボ軍団は圧倒的な存在感を見せ付けていました。
ちなみに、「東建ホームメイトカップ(東建コーポレーションカップ含む)」で2勝しているのは、飯合肇選手、尾崎将司選手、高山忠洋選手、小田孔明選手の4人で、3勝した選手がおりません。それだけ、勝つのが難しい大会と言えます。長いオフをはさんで試合勘が戻らない、オフの間に道具を変えた、季節が冬と春の境目で毎日めまぐるしくコンディションが変わるなど、不確定な要素が多いことも原因かもしれません。
もちろん、トータル4日間の大会は運だけでなく実力も大切です。
第10回大会、プロアマ大会で優勝し「その週もっとも力のある者が勝つ」と公言した谷口徹選手が、6打差16位タイからの大逆転で有言実行の優勝。その週どころか、その年は賞金王にもなり、その年もっとも力のある選手であることを証明しています。大会会場の「東建多度カントリークラブ・名古屋」は、難易度の高いコースであると選手達の間でも有名であり、谷口徹選手を含め、歴代優勝者22人の内8人が賞金王経験者であることから、「東建ホームメイトカップ」で勝つためには「実力」プラス「流れを引き寄せる力」が必要だと言えるでしょう。
「東建ホームメイトカップ」は、今年も三重県桑名市の「東建多度カントリークラブ・名古屋」を舞台に、4月18日(木)から21日(日)までの4日間の日程で行なわれます。また、本大会に先立って、恒例のプロアマ大会が4月17日(水)に行なわれます。2019年国内開幕戦、そして平成最後のJAPANゴルフツアー優勝者として日本のゴルフ史に名を刻むのは誰か。ぜひとも会場に足を運んで頂き、その目で見届けて下さい。
▲東建ホームメイトカップ第5回大会優勝の尾崎将司選手