2013/04/18(木) 掲載
午前のトップはQTからはい上がった苦労人
午前の部が全員ホールアウトした時点で首位に立っているのは、熊本県出身の弱冠24歳、プロ転向後ツアー出場3試合目の重永亜斗夢(しげなが あとむ)選手
です。
インスタートの重永選手は前半1アンダーで折り返すと、2番、3番と連続バーディー。
続く4番をボギーとしましたが、5番から4メートル、6メートル、8メートルを1パットで沈め3連続バーディーの猛攻。
スコアを5アンダーまで伸ばして初日をホールアウトしました
重永選手は、2008年に日本大学を1年で中退してプロ宣言
その直後の試合で右手首の怪我に見舞われ、一時はクラブを握れない時期もあったものの、昨年末に奥様と入籍、長女を授かったのを機に一念発起
昨年のQTファイナルで3位に食い込み、ツアー出場資格をつかみとりました
「今日もミスショットのイライラをお互いにぶつけ合いながら回りましたが、そういうときは不思議とけっこういいスコアが出るんです」(重永選手)
と言うのも、本大会は、ゴルフの師匠でもある父・雅己さんがバッグを担いでの二人三脚。
親子だからこその絶妙なコンビネーションで、未経験の上位フィニッシュを目指します。

- この記事のURL
- https://www.token-cup.com/blog/0000-902/00080/
2013/04/18(木) 掲載
松山英樹選手 デビュー戦速報
日本プロゴルフ界待望のニューヒーロー誕生の瞬間に立ち会うべく、松山英樹選手をスタートの10番ホールから追いかけました。
デビュー戦、記念すべき第1打は、引っかけて10番ホール左の崖下へ。
2打目は真横に出すだけで精一杯でしたが、3打目をきっちりピン側に付けて、1ホール目はナイス!パーセーブでした。
続いて11番ホールは、ティーショットを左バンカーに入れましたが、難なく2オン。これを沈めてプロ初バーディー!
そして、12番ホールはまたもやティーショットを引っかけて、ボールは隣の11番ホールへ。
ピンの見えない位置から2打目をグリーンサイドまで運んだものの、バンカー越えの3打目がピンを大きくオーバー。
そこからまさかの3パットでボギーとしてしまいました。
現在、13番ホールを終わってスコアはイーブンパーですが、いきなりの派手なゴルフにギャラリーからは「彼は何か持っている」の声がしきりにあがっていました。
今後の松山選手から目が離せません。

▲松山選手のプロ初ショット。(10番ホール)
- この記事のURL
- https://www.token-cup.com/blog/0000-902/00079/
2013/04/18(木) 掲載
注目の松山×池田×藤田組は12時40分スタート予定
予選ラウンド1日目と2日目は午前・午後の2部制で行なわれています
先ほど9時ちょうどに午前の部の最終組がスタート
このあと11時30分から午後の部22組66選手が次々とティーオフする予定ですが、その中から注目のペアリング(組)をご紹介しましょう。
何と言っても一番の目玉は、スーパールーキー・松山英樹選手、選手会長・池田勇太選手、昨年度賞金王・藤田寛之選手の豪華なペアリング


実はこの3人、昨年の「日本オープン」予選でも同じ組でラウンド゙しているのですが、当時の松山選手はアマチュア。
プロとして同じ土俵で直接対決するのは今日が初めてです
松山選手は、日本を代表する先輩プロ2人に挟まれてもまったく動じる様子はありません。
「前のことは覚えていません。風が強くてそれどころじゃなかったので。
ふだん入れるような場所じゃないので、ありがたいです。
2人についていけるよう頑張っていきたい。
期待に応えられるようにいいプレーをしないと」(松山選手)
一方、藤田選手も松山選手の実力を認めています。
「石川遼選手のプロデビュー戦(2008年の本大会)のときも一緒に回って『ああいうプロはいないよね。彼は本物です』と話しましたが、松山選手と回った後にも同じことを言うと思います」(藤田選手)
2月に肋骨を疲労骨折した影響で調整が遅れている藤田選手ですが、
「誰と回っても緊張することはありませんが、勢いのいい選手と回れば引っ張ってもらえる可能性がある」
と今日、明日のペアリングは大歓迎。
また、池田選手にしても、東北福祉大学ゴルフ部の先輩として意地を見せたいところ。
優勝争いの行く末はまだ想像もつきませんが、いずれ日本ゴルフ界を背負って立つであろう松山選手が、現在の第一人者に対してどんな戦いを挑むのか楽しみです。
松山・池田・藤田組は、本日12時40分に10番ホールからスタート予定です。

▲昨日(プロアマ大会)の松山選手
- この記事のURL
- https://www.token-cup.com/blog/0000-902/00077/