歴代名勝負【第7回】

日本プロゴルフ 歴代名勝負【第7回】

「どん底から一気に天井へ」、米山みどり1年越しのリベンジ

「どん底から一気に天井へ」、米山みどり1年越しのリベンジ

ユーグリーン中津川GC(岐阜県)で開催された2000年度の「アピタ・サークルK・サンクスレディス」で、当時上昇気流に乗っていた新鋭の米山みどり(24)は、最終18番ホールで不動裕理(米山と同年生まれ)に絵に描いたような逆転を許しました。

2日目を終わって不動はイーブンパーの4位タイ、米山は3アンダーのトップタイで迎えた最終日。16番ホールを終えた時点で、辛抱強くパープレーを続けた米山は3アンダーのまま、一方の不動はスコアを3つ伸ばし米山に並びます。続く17番ショートホールでは、一組前の不動が不覚にも3パットのボギーを叩いて一歩後退、それを後ろから見ていた米山は慎重にパーで通過しました。最終18番ミドルホールを迎えた米山の心の中には「パーで上がれば優勝、不動がバーディーでもプレーオフに持ち込める」という計算がありましたが、実際に不動が18番をバーディーで上がると米山の緊張感は極限に達し、第2打は無情にもバンカーへ。結局3オン2パットのボギーとし不動に逆転されて米山は涙をのみました。大会を終始リードしたのは米山でしたが、常に2、3番手に着けてワンチャンスを狙っていた不動が栄冠を手にしました。

この勝負の明暗は、その後の2人の運命をも左右することになります。不動はこの年に6回の優勝を飾り初めての賞金女王に輝くと、その後5年連続で賞金女王の座を維持。一方の米山はこの敗北が影響してか、ゴルフツアー後半の「日本女子オープン」「日本女子プロ」「マンシングウェアレディース」でいずれも2位に終わるなど苦しいシーズンとなり、さらに翌2001年には「ニチレイカップ」から6週連続の予選落ちを喫するなど、再起が危ぶまれるほどの不振に。

しかしそんな米山を救ってくれたのも「アピタ・サークルK・サンクスレディス」でした。1年前に屈辱の涙をのんだ大会で、2位に9打差(11アンダー)と圧倒的なスコアで優勝。インタビューで「どん底から一気に天井へ這い上がった気持ち」と答えていた米山の表情は、今でも多くのゴルフファンの印象に残っています。

  • 【三重県 桑名市】
    東建多度カントリークラブ・名古屋
    東建多度カントリークラブ・名古屋

    男子プロゴルフツアー「東建ホームメイトカップ」の開催コースとなっており、戦略性の高さや、行き届いたコースのクオリティなど、トーナメントコースとしてふさわしい風格を備えた名門コースです。

    東建多度カントリークラブ・名古屋のご紹介

  • 【岐阜県 可児市】
    東建塩河カントリー倶楽部
    東建塩河カントリー倶楽部

    ゴルフ界の偉人ゲーリー・プレーヤー氏によって設計された歴史があるゴルフ場で、広々としたコース設計が攻略の楽しさを広げます。27コースというコース数を誇り、2回目でも新鮮な気分でプレーできます。

    東建塩河カントリー倶楽部のご紹介

ゴルフ・温泉リゾート ホテル多度温泉
「東建多度カントリークラブ・名古屋」に併設されたゴルフリゾートホテル、「ホテル多度温泉」。源泉掛け流しの天然温泉で体をゆっくりと休め、豪華な料理に舌鼓、日常では味わえない優雅なリゾートステイを存分にお楽しみ下さい。

JAPANゴルフツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」は、毎年春に東建コーポレーションの主催で行なわれる男子ゴルフトーナメントで、三重県桑名市の東建多度カントリークラブ・名古屋で開催されます。 「日本プロゴルフ 歴代名勝負【第7回】」では、2000年(平成12年)当時、好成績を残していた米山みどり選手の挫折と1年越しのリベンジを達成するまでをご紹介。 「アピタ・サークルK・サンクスレディス」で、不動裕理選手に逆転を許し、スランプに陥る米山選手。 しかし、1年後の同大会で圧倒的なスコアで優勝し、再起した姿をファンに見せました。