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- 今日のピックアップ選手 2013
松山英樹選手
小田孔明選手
ホールインワンの状況と感想をお願いします。
210ヤードのアゲンストを5番アイアンで打ちました。フロントエッジから1メートルくらいに落ちて、ラインに乗っていたから「入れっ!」って叫びました。試合では初めてだからそのときは嬉しかったけれど、次のホールからは全然嬉しさがなくなりました。今日はホールインワンも忘れるくらい疲れました。
疲れの原因は風ですか?
こんな風じゃ無理ですよ。前半はめちゃくちゃ我慢していたけれど、ひとつ外すとずるずる行ってしまいますね。みんな条件は一緒だからしょうがないとは思いますが…。
ショットそのものはよかったけれど、アゲンストと思ったらフォローだったりして、前後の距離感がかなり狂っていました。グリーンも傾斜というより風が難しかったです。他人のパットが風で押されるのを見ると、ラインが分かっていてもその通り打てなくなります。
悪条件のなかでも上位に踏み留まれた要因はなんですか?
今日は3オーバーがパープレーだと自分に言い聞かせながら回りました。パーを取りに行こうと無理をすると奥についたりしてダボになってしまうので、グリーンを外しても手前から攻めて、ボギーでしっかり収められたのが良かったです。今日の2オーバーは自分のなかでは1アンダーです。
2位タイは絶好のポジション。明日からの決勝ラウンドはどう戦いますか?
(ホールインワンが)大きかったです。完全に運があるので、明日にも残しておきたいですね。今年は早く「日本シリーズ」出場を決めたいので、いいところにいる以上は頑張りたい。勝てる試合は勝ちに行きます。
宮里優作選手
イーグル1個とバーディー6個を荒稼ぎできた要因はなんですか?
ティーショットとパットがすごく良かったです。アイアンはまだコントロールできていません。球がつかまらなくて、ヒールに当たることが多いです。グリーンが硬くて、ボールを止めたい気持ちが先にくるせいで、ヒールから入っているのかもしれませんね。
アイアンが本調子でなくてもスコアを伸ばせました。コントロールの効かないショットと向き合いながらも、何とかしのいで、今日はパーオンできるようになってきました。ミスしたホールは守って、行けるホールは行く作戦が、前半からうまくいきました。明日はボールを高さで止めるように調整したいですね。
明日は初優勝のチャンスが巡ってきましたが?
正直、優勝はどうでもよくなってきました。去年も2日目に棄権して、あまり良いイメージはないけれど、とにかく4日間やることが大事。これから3連戦で良いリズムを作るためにも、この位置で最終日を迎えられるのは良いことです。今週は妹の週かと思ったけど、二人ともできが良くてチャンスはあります。
田好宣選手
初優勝まで長い道のりでしたね。
プロの試合に出始めてから20年位。ここまで諦めずに良く頑張ってきたなと思います。2006年にシードを落としてから3年位が辛かったですね。毎年QTを行ったり来たりで心安まるときがありませんでした。でも、今日の天気もQTのときに似ているし、そういう経験が活きていると思います。
初優勝へのプレッシャーはありませんでしたか?
去年の「サン・クロレラクラシック」でも最終日に首位で出ましたが、相手がB・ジョーンズ選手。そのとき諦めていたわけではありませんが、今日は自分で勝ちたいと思って、勝つためにはどうすればいいかを考えながらプレーしていました。
また、アジアンツアーから寒い日本に帰ってきたせいで風邪をひいてしまい、初日は練習なしのぶっつけ本番。スタートで下半身がふらふらしてOBを打ってしまいましたが、逆にそこで気が引き締まりました。
2日目のパープレー(ベストスコア)が活きているのでは?
初日1オーバーの77位タイで、今週はもうしょうがないかなと思いましたが、2日目が風でラッキーでした。あれならスコアが伸びないし、自分が耐えれば予選は通れると思いました。風が得意というわけではありませんが、アメリカの士官学校時代も風の強いところで練習していたし、いろいろ経験していますから。
若い選手も世界に出ていろいろ経験するべきでは?
自分はツアープロとしてどんどん試合に出るべきだと思っています。ツアープロは出不精になったらお終いですから。日本で賞金王にならなくても向こうで活躍できるかもしれないし、今は学生からプロになって、ツアーに来た途端止まってしまう人が多い。どうしてその上を目指さないのか。英語ができる、できないは関係ないので、どんどん出て行って欲しいですね。
塚田さん自身のこれからの目標は?
アジアでも勝ちたいし、メジャーにもう1回行きたいですね。2008年に全英オープンに出たときよりは上手くなっているので、予選は通るんじゃないかと思います。尊敬している室田淳さんより長くやりたいと思っていて、60歳くらいまではシードを取って行きたいなと思います。藤田さんもカブレラも同じ43歳だし、まだまだ枯れる歳ではありません。
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(提供/JGTO)
朝の練習のときはそんなことなかったのに、試合であれだけショットが曲がったので、ちょっと緊張していたのかなと思います。でも、曲がりすぎて逆に開き直れました。
4アンダー・4位タイの成績について
あのショットで4アンダーは不思議です。12番の3パット以外は難しいのが入っていたし、10番のパーパットが入ってくれたので「ショットが曲がっても大丈夫かな」と思えました。楽にショットが打てた分スコアがよくなったと思います。ショットは最後まで微妙で、原因もつかみ切れていません。昨日までパットが不安だったのに完全に逆になってしまいましたね。でも、入っているからいいんじゃないですか。
プロデビュー戦の感想
意識はそんなに変わっていません。変わろうとも思っていません。自分のゴルフをしているだけです。でも、組合せが組合せだけにスタートの10番には大勢のギャラリーに来て頂いて嬉しかったですね。自分としてはいいスタートを切るつもりが曲がってしまいました。11番のプロ初バーディーは、たくさんの拍手をもらえたので、とれてよかったです。あとは、もうちょっといいショットが打てればよかったのですが。
明日からの目標
もうちょっとマシなショットが打てればいい感じでいけるけれど、この内容じゃ期待できません。そう簡単にまっすぐには打てないのでボチボチ行きたいです。