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- 石川遼選手特集2009
練習の様子から試合でのプレーまで、石川遼選手を密着レポート!
注目の石川選手の動向はココでチェック!!石川遼フォトギャラリーはこちら!
指定練習日
プロアマ大会
ダイジェスト1
プロアマ(芸能人)大会に強行出場!大ギャラリーを喜ばせる
JAPANゴルフツアーには、プロアマ大会を欠場すると自動的に本戦の出場資格も失うという規定があった。今年から前週の海外メジャーに出場した選手を除外する特例が新たに設けられた。このため「マスターズ」に出場した石川選手は、今日のプロアマ(芸能人)大会出場をあらかじめ辞退していたが、予定よりも帰国が早まったことから急遽出場することになった。
石川選手の登場に、1番ホール(475ヤード、パー4)のティーグラウンドでは、周りをぎっしり埋め尽くしたギャラリーも大喜び。1年振りに東建多度CC・名古屋のティーグラウンドに立った石川選手を大きな拍手で出迎えた。
注目の第1打はつかまりすぎて左ラフへ。ピンまで残り186ヤード、8番アイアンで放った第2打は、折からの強いフォローに運ばれてグリーンをオーバー。奥からの難しいアプローチを1.5メートルに付けた物の、パーパットが決まらず痛恨のボギースタートとなった。しかし、2番ホール(416ヤード、パー4)では、第2打をピン手前3メートルの絶好のポジションに、すぐさまバーディーを奪い返して、多度のギャラリーに成長振りをアピールした。
ダイジェスト2
二度にわたるスーパーリカバリー、ワールドクラスの技で魅せた!
右ドッグレッグの5番ホール(383ヤード、パー4)では、ティーショットが左の斜面まで突き抜けた。グリーン方向に2本の樹木が立ちはだかる絶体絶命のピンチに見舞われたが、これに動じることなく、9番アイアンで枝と枝の狭い空間を抜いて花道に落とすスーパーショットを披露。何事もなかったかのようにパーをセーブしてのけた。
この日2度目のスーパーリカバリーは、14番(388ヤード、パー4)の第2打。ティーショットを右の林に打ち込み、ボールは崖下に転がった。グリーンがまったく見えない状況から、樹木ぎりぎりをねらったショットで、グリーンのすぐ手前にボールを運び、このホールを3オン2パットのボギーでしのいだ。
ダイジェスト3
猛練習の成果、冴え渡るバンカーショットに注目!
新しいクラブが出来上がってきたこともあり、父・勝美氏の指示により今週はサンドウェッジの強化週間。ラウンド前後の練習でも、ほとんどをバンカーショットに割いているが、その成果を早速披露したのが8番ホール(452ヤード、パー4)。右手前のガードバンカーからピン手前1.5メートルに付け、易々とパーセーブした。
ダイジェスト4
風とグリーンの難しさを実感しつつも本戦に手応え
今日の石川選手のスコアは、4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフ。いきなり、多度名物の風とグリーンに翻弄された格好だが、本戦に向けて大きな手応えを掴んだ。
「このコースは晴れたら風が吹くイメージがありますが、今日は風の強さと向きが参考になって、すごくいいラウンドでした。風が吹けばグリーンも乾くので、昨年よりも難しくなりそうです。」
ラウンド後のインタビューでは、「明日からはいかに我慢のゴルフができるかが勝負。去年1年間と今年の米ツアーの経験を試せる機会でもあり、非常に楽しみです。」と締めくくった石川選手の活躍を期待しよう。
予選ラウンド 1日目
- IN
-
10H
- 417ヤード(Par4)
- 10番ホール
- パー
- トータル
- 0
-
11H
- 443ヤード(Par4)
- 11番ホール
- パー
- トータル
- 0
-
12H
- 563ヤード(Par5)
- 12番ホール
- バーディー
- トータル
- -1
-
13H
- 212ヤード(Par3)
- 13番ホール
- パー
- トータル
- -1
-
14H
- 388ヤード(Par4)
- 14番ホール
- パー
- トータル
- -1
-
15H
- 376ヤード(Par4)
- 15番ホール
- パー
- トータル
- -1
-
16H
- 177ヤード(Par3)
- 16番ホール
- ボギー
- トータル
- 0
-
17H
- 518ヤード(Par5)
- 17番ホール
- バーディー
- トータル
- -1
-
18H
- 451ヤード(Par4)
- 18番ホール
- パー
- トータル
- -1
- OUT
-
1H
- 475ヤード(Par4)
- 1番ホール
- パー
- トータル
- -1
-
2H
- 416ヤード(Par4)
- 2番ホール
- パー
- トータル
- -1
-
3H
- 210ヤード(Par3)
- 3番ホール
- パー
- トータル
- -1
-
4H
- 545ヤード(Par5)
- 4番ホール
- パー
- トータル
- -1
-
5H
- 383ヤード(Par4)
- 5番ホール
- パー
- トータル
- -1
-
6H
- 219ヤード(Par3)
- 6番ホール
- パー
- トータル
- -1
-
7H
- 418ヤード(Par4)
- 7番ホール
- ボギー
- トータル
- 0
-
8H
- 452ヤード(Par4)
- 8番ホール
- パー
- トータル
- 0
-
9H
- 418ヤード(Par4)
- 9番ホール
- パー
- トータル
- 0
予選1日目を振返って
ショットは絶好調、2日目のプレーに大きな期待!
2バーディー・2ボギーのイーブンパー、トップに6打差の29位タイで初日を終えた石川選手の一言。
「10番ティーに立ったときには、あまりのギャラリーの多さにびっくりしました。これから試合が続く中での1試合と思って回るつもりでしたが、かなり気合いが入ってしまいました」
何度もバーディーチャンスに付けながら決められず、我慢のゴルフを強いられた一日だったが、ドライバーショットは最後まで絶好調。
「まっすぐ行きすぎていましたね(笑)。最初から最後までこんなに良かったことは記憶にないです。ものすごくいいスタートが切れたので、明日からもすごくショットが打ちやすくなりました。残り3日間もまっすぐ行く物と信じて打ちます」と語った石川遼。
あとはパッティングで流れをつかみさえすれば、さらに上位に進出し、優勝争いに加わってくる可能性が大。2日目のプレーにも期待が高まります。
予選ラウンド 2日目
- OUT
-
1H
- 475ヤード(Par4)
- 1番ホール
- パー
- トータル
- 0
-
2H
- 416ヤード(Par4)
- 2番ホール
- バーディー
- トータル
- -1
-
3H
- 210ヤード(Par3)
- 3番ホール
- ボギー
- トータル
- 0
-
4H
- 545ヤード(Par5)
- 4番ホール
- パー
- トータル
- 0
-
5H
- 383ヤード(Par4)
- 5番ホール
- パー
- トータル
- 0
-
6H
- 219ヤード(Par3)
- 6番ホール
- パー
- トータル
- 0
-
7H
- 418ヤード(Par4)
- 7番ホール
- パー
- トータル
- 0
-
8H
- 452ヤード(Par4)
- 8番ホール
- バーディー
- トータル
- -1
-
9H
- 418ヤード(Par4)
- 9番ホール
- パー
- トータル
- -1
- IN
-
10H
- 417ヤード(Par4)
- 10番ホール
- パー
- トータル
- -1
-
11H
- 443ヤード(Par4)
- 11番ホール
- ボギー
- トータル
- 0
-
12H
- 563ヤード(Par5)
- 12番ホール
- パー
- トータル
- 0
-
13H
- 212ヤード(Par3)
- 13番ホール
- パー
- トータル
- 0
-
14H
- 388ヤード(Par4)
- 14番ホール
- パー
- トータル
- 0
-
15H
- 376ヤード(Par4)
- 14番ホール
- パー
- トータル
- 0
-
16H
- 177ヤード(Par3)
- 16番ホール
- バーディー
- トータル
- -1
-
17H
- 518ヤード(Par5)
- 17番ホール
- パー
- トータル
- -1
-
18H
- 451ヤード(Par4)
- 18番ホール
- ボギー
- トータル
- 0
予選2日目を振返って
最終日には優勝争いに加わりたい!
トータル3つのバーディーを奪うも、ボギーも3つでスコアを伸ばせなかった2日目を振り返り、「昨日は絶好調だったショットが途中で乱れたのと、パッティングの迷いを最終ホールまで引きずったことが原因。特に17番と18番のパットは、練習では4回に3回は入る距離。ゴルフにタラレバは禁物ですが、2つとも入っていれば2打違っていただけに、チャンスで決められない自分にちょっとイライラ」と、ホールアウト直後は表情に悔しさをにじませる場面も。
しかし、強行出場の中「4日間プレーすることが目標だったので満足しています」と予選通過を決めたことにはほっとした様子。ショットの乱れは、「インパクトで体が伸び上がる癖が出てしまった」のが原因と分かり、ラウンド中に修正するあたりはプロ2年目として成長の跡が伺える。
「今日はショットとパッティングの両方が崩れてしまいましたが、明日は自分に良い流れが来ると信じてプレーします。最終日には優勝争いの中にしっかり入っていけるように強い気持ちでやります」と決意を語り、明日からの巻き返しに期待が高まる。
メッセージ
明日も応援を宜しくお願いします!
「応援して下さる方の数が、自分の気持ちを左右します。今日は最後までたくさんの人に見守って頂いて、とても嬉しかったです。予選を通過できたので、明日はもっと気持ち良くラウンドできると思うので、引き続き応援を宜しくお願いします」
決勝ラウンド 1日目
- IN
-
10H
- 417ヤード(Par4)
- 10番ホール
- パー
- トータル
- 0
-
11H
- 443ヤード(Par4)
- 11番ホール
- パー
- トータル
- 0
-
12H
- 563ヤード(Par5)
- 12番ホール
- バーディー
- トータル
- -1
-
13H
- 212ヤード(Par3)
- 12番ホール
- パー
- トータル
- -1
-
14H
- 388ヤード(Par4)
- 14番ホール
- パー
- トータル
- -1
-
15H
- 376ヤード(Par4)
- 15番ホール
- パー
- トータル
- -1
-
16H
- 177ヤード(Par3)
- 16番ホール
- パー
- トータル
- -1
-
17H
- 518ヤード(Par5)
- 17番ホール
- パー
- トータル
- -1
-
18H
- 451ヤード(Par4)
- 18番ホール
- パー
- トータル
- -1
- OUT
-
1H
- 475ヤード(Par4)
- 1番ホール
- パー
- トータル
- -1
-
2H
- 416ヤード(Par4)
- 2番ホール
- パー
- トータル
- -1
-
3H
- 210ヤード(Par3)
- 3番ホール
- バーディー
- トータル
- -2
-
4H
- 545ヤード(Par5)
- 4番ホール
- パー
- トータル
- -2
-
5H
- 383ヤード(Par4)
- 5番ホール
- パー
- トータル
- -2
-
6H
- 219ヤード(Par4)
- 6番ホール
- パー
- トータル
- -2
-
7H
- 418ヤード(Par4)
- 7番ホール
- パー
- トータル
- -2
-
8H
- 452ヤード(Par4)
- 8番ホール
- ボギー
- トータル
- -1
-
9H
- 418ヤード(Par4)
- 9番ホール
- ボギー
- トータル
- 0
決勝1日目を振返って
耐えるプレーを強いられた決勝ラウンド1日目
「チャンスはつくけど、バーディーパットを決められませんでした。」
ホールアウト直後に口をついた言葉が物語るように、今日も耐えるプレーを強いられた。
「昨日まではショートパットを強めに打ってラインの外に外すパターンが多かったので、今日はジャストタッチで打っていくようにしました。最後の2ホールでボギーが続いたのはたまたまで、1日2ボギーは多くないと思います。物足りないのはバーディーの数だけです。明日もジャストタッチで攻めればスコアを伸ばすことはできるはず。ここまでスイングの流れは悪くないので、もう一つ何かが変われば、明日はもう少し行けると思います。」
もどかしさに表情がさえない石川遼選手だったが、「何か」をつかみさえすれば、さらに上位に進出し、優勝争いに加わるはず。明日決勝ラウンド最終日は詰め掛ける大勢のギャラリーを沸き立たせてほしい。
メッセージ
最後まで諦めません!
「今日伸ばせなくて優勝からは遠くなったかも知れませんが、前半で5つくらい取れば可能性がないわけではない。諦めずにプレーするので、最後まで心強い応援を宜しくお願いします。」
「インターネットでチェックしている方には、スコアくらいしか伝わらないと思いますが、少しでもエキサイティングな雰囲気を感じていただけるよう、最終日はひとつでも多くのバーディーを狙っていきたいと思います。」
決勝ラウンド 2日目
- IN
-
10H
- 417ヤード(Par4)
- 10番ホール
- ボギー
- トータル
- +1
-
11H
- 443ヤード(Par4)
- 11番ホール
- パー
- トータル
- +1
-
12H
- 563ヤード(Par5)
- 12番ホール
- バーディー
- トータル
- 0
-
13H
- 212ヤード(Par3)
- 12番ホール
- ボギー
- トータル
- +1
-
14H
- 388ヤード(Par4)
- 14番ホール
- パー
- トータル
- +1
-
15H
- 376ヤード(Par4)
- 15番ホール
- パー
- トータル
- +1
-
16H
- 177ヤード(Par3)
- 16番ホール
- パー
- トータル
- +1
-
17H
- 518ヤード(Par5)
- 17番ホール
- バーディー
- トータル
- 0
-
18H
- 451ヤード(Par4)
- 18番ホール
- パー
- トータル
- 0
- OUT
-
1H
- 475ヤード(Par4)
- 1番ホール
- バーディー
- トータル
- -1
-
2H
- 416ヤード(Par4)
- 2番ホール
- パー
- トータル
- -1
-
3H
- 210ヤード(Par3)
- 3番ホール
- ボギー
- トータル
- 0
-
4H
- 545ヤード(Par5)
- 4番ホール
- バーディー
- トータル
- -1
-
5H
- 383ヤード(Par4)
- 5番ホール
- パー
- トータル
- -1
-
6H
- 219ヤード(Par4)
- 6番ホール
- ボギー
- トータル
- 0
-
7H
- 418ヤード(Par4)
- 7番ホール
- ボギー
- トータル
- +1
-
8H
- 452ヤード(Par4)
- 8番ホール
- バーディー
- トータル
- 0
-
9H
- 418ヤード(Par4)
- 9番ホール
- パー
- トータル
- 0
決勝最終日を振返って
スコアはイーブンでも得た物は大きい
5つのバーディーを奪いながらボギーも5つ、終わってみれば4日間続けてのパープレーで、順位はトータルイーブンパーの37位タイ。しかし、最終日のチャージこそ不発に終わった物の、プレー内容は今後の試合に大きな期待を抱かせる物だった。
「今日は4日間のうちでピンを真っ直ぐ狙う気持ちが一番強く出せました。同じイーブンのスコアでも、昨日までのようにバーディーが少ないより、今日みたいにボギーは打ってもバーディーを多くとれた方が充実しています。」
「予選ラウンド2日目までカップの土手に当てるくらいの強さで打って、ラインの外側にはずすミスが多かったパッティングも、決勝ラウンド1日目からはアドレスやストロークなど細かいことは考えず、ジャストタッチで打つことだけを考えるようにしたら、徐々に距離感が合ってきました。」と語ってくれた。
タッチに迷いがなくなれば、ラインも見えてくる。東建多度CC・名古屋の高速グリーンは、ただ石川選手を苦しめただけでなく、次につながる「何か」を与えてくれたはず。
「昨年の決勝ラウンド1日目、最終日は最終組でスタートしたのに、今年はインスタート。それでもたくさんの人が見てくれたので、最後まで気を引き締めてプレーすることができました。そのことも忘れないように1年間練習します。」
来年の開幕戦では、さらに成長した石川選手のリベンジに期待したい。
メッセージ
応援ありがとうございました!
「こんなにたくさんの人に応援して頂き、本当にありがとうございました。自分が期待していたよりも楽しいラウンドになりました。これがシーズンの最後まで続けば幸せです。そのためには、ドライバーとか優勝争いとか、自分がプレーで応えなくてはなりません。これからも、もっといいパフォーマンスをお見せできるよう、練習の成果をコースでも発揮できるようにしていきたいと思います。」
石川遼フォトギャラリー2009
プロアマ大会
多度の強風に悩まされるも、和やかな雰囲気の中で行なわれたプロアマ大会。
予選ラウンド1日目
予選ラウンド1日目、絶好調なドライバーショットとは対照的に、パッティングがきまらず、我慢のゴルフが続いた。
予選ラウンド2日目
強行出場の中、予選ラウンドをパープレーでまとめ決勝ラウンドへ。
決勝ラウンド1日目
2バーディー、2ボギーで3日連続の71で、通算イーブンパーの42位。我慢のゴルフが続きます。
決勝ラウンド最終日
4日間続けてのパープレーだった物の、プレー内容は今後の試合に大きな期待を抱かせる物でした。
-
- スコア速報
- 大会のスコアは、こちらからご確認できます。
- ペアリング情報
- ペアリング情報は、こちらからご確認できます。
(提供/JGTO)