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大会ダイジェスト(2011年第19回大会)
高山 忠洋
地元の声援を受けて2度目の
開幕戦優勝を手にした!
写真は優勝カップを掲げる高山忠洋。2005年に初優勝を手にしたこの地で、地元の友人の応援を背に受け、それに答えるかのように2日目からの怒涛の追い上げを見せた。そしてみごと再びこの開幕戦を制した。
決勝ラウンド最終日:通算8アンダー 高山忠洋の優勝コメント
決勝ラウンド1日目:通算7アンダー 単独首位 高山忠洋のコメント
強風の中で8バーディーも取ったなんて全然知らなくて、そんなに取ったんだという感じでした。1ホール、1ホールこなしていくのに精一杯で、結果的に8バーディーになったって感じです。
石川選手とは昨年のJTカップの最終日以来のラウンドでした。もの凄いギャラリーの中でのラウンドでしたが、少しは雰囲気に慣れたかな(笑)。地元なので友人も応援に来てくれて本当に心強かったです。
ここは優勝をしているし、相性のいいコースです。その後、優勝はできていないので不安はありますが、明日も良い結果を残すだけです。
今日、石川選手も気合の入ったレベルの高いショットをしていました。それに応えようと僕もやっていたし、負けないよう、強気な攻めができました。明日もそこに食らいついていって、1打リードはしていますが、彼に負けないように頑張ります。
予選ラウンド2日目:通算9アンダー 単独首位 片山晋呉のコメント
今日は11番ホールのみ外してしまいましたが、ピンチという程では無かったです。小技が冴えていましたね。すごくアプローチのタッチも良かったし、パッティングは不安が無くやっているので、アンダーパーは出る感じでできています。
予選2日間が終わって本当に良い感じです。昨年とやっている意欲と言うか、ゴルフ場に来る雰囲気が違います。今年は震災のことも含め、ゴルフをやっている裏付けや動機があって、自分にゴルフに対するエネルギーがあるんです。
これは毎日の積み重ねで思い出してきました。ゴルフに対する気持ちがついてくれば、「勝ち」はついてくると僕は思っています。自分のゴルフさえできればね。
今年のオフに星野選手と一緒に1ヵ月トレーニングをしました。体重も6キロぐらい落ちてしまいましたが、それも取り戻すことができ、試合を迎えるためにいい練習ができたと思っています。
星野選手も順位を上げてきたようなので、一緒に優勝争いができれば最高ですね。明日からの決勝も頑張りますよ。
予選ラウンド1日目:1位タイ 金庚泰(キム・キョンテ)のコメント
マスターズが終わり日本に着いて時差もあり、疲れもありましたが、欲を出さずにプレーをしようと挑みました。
運良く1番ホールでバーディーが出せたので、気持ちが楽になりましたね。今日の結果は、明日にいい状態で挑めるので良かったです。
昨年の賞金王として迎えた開幕戦。もし月曜日からの練習だったらプレッシャーを感じていたでしょうね。マスターズに出場したため、プレッシャーを感じる前に開幕したって感じです。それに、近藤選手、宮本選手と一緒にまわれたので、今日は楽しいラウンドでした。
昨年の暮れから、直したい部分(スイング)がありました。テイクバックの入りがうまくいかなかったため、騙し騙しでやっていました。意識しすぎてかえってリズムを崩していたことにマスターズの3日目に気づき、以前のタイミングに戻したら、翌日の最終日にはスコアを上げることができました。終ったあとには感じる物があり、今日の結果に繋がったのだと思います。
東日本大震災については、韓国のメディアでは日本よりも大きく報道されており、今回参戦することに、不安になったり、反対する人もいました。しかし、義援金を目的とし、こうやって試合を開催してくれるトーナメントがあるのであれば、JGTOのメンバーとして参加しないといけない義務があると思っています。
明日もスコアを落とさずに頑張ります。
最終成績
順 位 | 選手名 | スコア |
---|---|---|
1位 | 高山 忠洋 | -8 |
2位 | 片山 晋呉 | -6 |
3位 | 石川 遼 | -5 |
4位 |
|
-4 |
6位 |
|
-3 |
8位 |
|
-2 |
12位 |
|
-1 |
18位 |
|
0 |
21位 |
|
1 |
28位 |
|
2 |
30位 |
|
3 |
順 位 | 選手名 | スコア |
---|---|---|
33位 |
|
4 |
41位 |
|
5 |
45位 |
|
6 |
50位 |
|
7 |
54位 |
|
8 |
56位 |
|
9 |
60位 |
|
10 |
64位 | 黄 重坤 | 12 |
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- ペアリング情報
- ペアリング情報は、こちらからご確認できます。
(提供/JGTO)
優勝できてほっとしました。開幕戦から優勝できるなんて思っていなかったので、本当に嬉しいです。
トーナメントリーダーでのスタートでしたが、歴代の賞金王(片山選手、石川選手)とのラウンドだったので、胸を借りるつもりで挑みました。
今日のラウンドは、最初は自分のゴルフができていたけど、後半は口数が少なくなって重かったですね。12番ホールで自分がパー、二人がバーディーだったので、相手に隙を与えてしまいました。さすが「歴代の賞金王」。その後の二人の追い上げもあり、自分で自分を苦しめてしまったと思いました。
15番ホールのバーディーは上手く入ってくれましたが、17番ホールで片山選手のイーグルチャンスがあるなど、どんどんプレッシャーをかけられていたので、気持ちでは 「負けてはいけない」と思っていましたね。プレッシャーもありましたが、一打一打、集中してできたのが勝因だったと思います。
今年はまず一勝をして、日本シリーズに出場することが目標でした。この先の目標は、優勝争いができるようにしたいし、2005年の賞金ランク8位が最高なので、それを今年は更新したいです。歴代の賞金王を倒したので、それを励みにもっともっと強くなりたいと思います。
今回大震災の影響で、自分としてどこまでできるか分からなかったけど、テレビを見ている人がもしかしたらいるのかもしれないと思って頑張りました。何をしたらいいのかという想いもありますが、ゴルフを通じて少しでも役に立てればと思います。