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大会ダイジェスト(2009年第17回大会)
2009年ツアー開幕戦!小田孔明がプレーオフを制し、優勝!
例年ゴルフシーズンの幕開けを飾るにふさわしい熱戦が繰りひろげられる、JAPANゴルフツアー開幕戦「東建ホームメイトカップ」。第17回目の今大会は4月16日東建多度カントリークラブ・名古屋で幕を開けた。
初日、天候に恵まれたが、強い風が吹き続けスコアを崩す選手が続出。有力選手のスコアも伸び悩んだ。プロ2年目となる石川遼は、好調なドライバーショットとは対照的に、何度もバーディーチャンスに付けながら決められず、我慢のゴルフを強いられた一日だった。そんな中、原口鉄也が6アンダーと単独首位に躍り出た。
2日目、昨日とは打って変わって、一日中風も穏やかな好コンディションの中、バーディーを量産する選手が続出した。通算7アンダーで2005年大会チャンピオン高山忠洋と、「パーフェクトに近い」ショットを武器に前半9ホールでバーディー4つを荒稼ぎしたC・パリー、12番ホールでチップインイーグルを奪ったプロ3年目の松村道央の3人が首位タイに並んだ。
決勝ラウンド1日目、上位でスタートした選手たちがスコアを伸ばせず、優勝圏内と言われる3打差以内に24選手がひしめく大混戦となった。前日から代わってトップに立ったのは、5バーディーを奪い4打縮めた小田孔明と、17番でイーグルを記録するなど3打縮めたB・ジョーンズの2人。1打差の通算6アンダー3位タイは、この日5打伸ばして急浮上した山下和宏と、S・コンラン、金鐘徳、高山忠洋、松村道央の5人。通算5アンダー8位タイには、日本ツアーに復帰した丸山茂樹、星野英正など7人。さらに1打差の通算4アンダー15位タイに2008年大会チャンピオン上田諭尉、2005年大会チャンピオン藤田寛之、矢野東など10人が集団を形成した。
大会最終日、この日も目まぐるしくトップが入れ替わる大混戦となった。最終組のひとつ前に、序盤3連続バーディーなどでスコアを伸ばし、単独トップの10アンダーでホールアウトしたのは金鍾徳。この時点で追いつく可能性があったのは、最終組、ともに17番ホールでバーディーを奪って1打差に追い上げた小田孔明と2打差のB・ジョーンズの二人。しかし、最終18番ホールでは、2打目をグリーンに乗せただけのB・ジョーンズがここで脱落。一方、約3メートルの下りフックラインを読み切り、2ホール連続バーディーを奪った小田孔明が土壇場で追いつき、勝負は大会史上二度目のプレーオフにもつれ込んだ。
18番ホールを繰り返し行なわるプレーオフ。1ホール目は、互いに狙いに行ったパットが決まらずパーセーブ。勝負がついたのは2ホール目。金鍾徳がパーパットを外し、下りのパーパットをねじ込んだ小田孔明が開幕戦を制し、ツアー2勝目の栄冠に輝いた。
大会史上最多の入場者数37,427人!
ギャラリーの来場者数は、注目度の高い石川遼や、丸山茂樹の国内ツアー復帰などにより、最終日には昨年の15,262人を上回り大会最多の16,482人を記録。同時に4日間の通算でも昨年の29,072人より8,355人多い37,427人の最多入場者だった。この入場者数は、昨シーズンのギャラリー動員数最多を誇った「中日クラウンズ(35,360人)」を上回る結果となり、37,000人を超えたのは2002年の「フィリップモリスチャンピオンシップ」以来の快挙。また、15日のプロアマ大会から通算しても、40,409人で昨年の32,124人を大きく上回った。
最終成績
順 位 | 選手名 | スコア |
---|---|---|
1位 | 小田 孔明 | -10 |
2位 | 金 鍾徳 | -10 |
3位 |
|
-9 |
5位 |
|
-8 |
8位 |
|
-7 |
11位 | 原口 鉄也 | -6 |
12位 |
|
-5 |
17位 |
|
-4 |
19位 |
|
-3 |
26位 |
|
-2 |
順 位 | 選手名 | スコア |
---|---|---|
31位 |
|
-1 |
37位 |
|
0 |
43位 |
|
+1 |
45位 |
|
+2 |
48位 |
|
+3 |
54位 |
|
+4 |
61位 |
|
+6 |
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(提供/JGTO)