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大会ダイジェスト(2000年第8回大会)

2000年ツアー開幕戦!「パットの名手」芹沢信雄が激戦を制す!!

春先の不安定な気候にもかかわらず、開幕を待ちわびていた1万7千人余りのギャラリーが詰めかけた。
JAPANゴルフツアー開幕戦「東建コーポレーションカップ」が、去る3月9日から12日までの4日間、鹿児島県の祁答院ゴルフ倶楽部で行なわれた。最終日は、1打差の3位でスタートした芹沢信雄が、最終18番のバーディーで通算7アンダーとし、平成8年の日本プロマッチプレー以来4年ぶりの優勝を果たした。
ツアー通算5勝目。1打差の2位には東聡と桑原克典。ノーシードながら主催者推薦出場で3日目首位タイと健闘した西川哲ら5人が、さらに1打差で4位となった。なお、過去大会二冠の尾崎将司は、2日目まさかの予選敗退を期した。
震えが止まらない。最終18番。1.5メートルのウイニングパットを決めた芹沢信雄が、目頭をぬぐった。一時は1打差に10人がひしめきあった大混戦を制した。「カッコよくガッツポーズをしたかったけど、力が抜けて…。うれしすぎて言葉になりません」その源は、苦しんだ3年間だった。
飛ばし屋へ変身を図った物の失敗。スイングを崩し、どう打てば良いのか分からなくなった。試行錯誤の末に出た結論は「飛ぶクラブを使ってスイングをもとに戻す」という単純な物だった。
本来の姿に戻り、自らのスイングに自信を深めた芹沢は「この優勝で、飛ばない一般ゴルファーにも夢を与えられたと思う」と笑った。4年ぶりのウイニングボールはギャラリーに投げず、そっとポケットに入れた。昨年10月に肝臓ガンで他界した父(進さん=享年66)の墓前に捧げるためだった。
最終成績
順 位 | 選手名 | スコア |
---|---|---|
1位 | 芹沢 信雄 | -7 |
2位 |
|
-6 |
4位 |
|
-5 |
9位 | 原口 鉄也 | -4 |
10位 |
|
-3 |
12位 |
|
-2 |
14位 |
|
-1 |
18位 |
|
0 |
25位 |
|
+1 |
28位 |
|
+2 |
順 位 | 選手名 | スコア |
---|---|---|
31位 |
|
+3 |
36位 |
|
+4 |
42位 |
|
+5 |
44位 |
|
+6 |
47位 |
|
+7 |
52位 |
|
+8 |
55位 |
|
+9 |
58位 | ミノザ | +10 |
59位 |
|
+11 |
61位 | 奥田 和也 | +18 |
観戦ツアー、今年も好評開催!あの祁答院でゲームプレー
東建コーポレーションカップの最終日・決勝ラウンドを観戦し、感動冷めやらぬグリーンでゴルフプレーを楽しめる「東建コーポレーションカップ観戦ツアー」が、3月12日から3日間の行程で開催されました。
東建コーポレーションカップがJAPANゴルフツアーの開幕戦を飾って早くも8年が経ちました。昨日まで尾崎選手が、丸山選手が、そして中島選手が熱戦を繰り広げた同じコースでプレーできるとあって年々「ツアー」の人気は高まっています。
ゴルフコンペを楽しみ、南国九州の風物に触れ、また、藤田まことさんによるディナーショーを堪能するなど各人各様に鹿児島を満喫されたご様子。ツアーは大いに盛り上がりました。
観戦ツアー風景
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会場は超満員の大盛況でした
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重厚にして華麗なバチさばき
前夜祭・プロアマ大会表彰式
3月8日、ホテル祁答院にて「2000JAPANゴルフツアー開幕セレモニー」が開催されました。
会場では大会役員と出場選手、関係者が互いの交流を深めつつ、新ツアー緒戦に向けての期待や決意を確かめ合う姿がありました。「セレモニー」はJAPANゴルフツアーの開幕戦となる東建カップ開催の祝宴の意味ではなく、2000年日本ゴルフ界の隆盛を祈念する意味合いをも持ち、従来にもまして選手たちを鼓舞する物となりました。
また、大会に先駆け、この日行なわれた「プロアマ大会」の表彰式も執り行なわれました。アマとプロとの交流を目的として開催されるこのプログラム。同じラウンドを廻り、プロの卓越した技を間近で実感できるとあって、年々好評を呼んでいます。
前夜祭・プロアマ大会表彰式風景
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左右田大会会長より
乾杯の発声 -
プロアマ大会で優勝した、芹沢大介チーム
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祁答院ゴルフ倶楽部の金田理事長との交流
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- スコア速報
- 大会のスコアは、こちらからご確認できます。
- ペアリング情報
- ペアリング情報は、こちらからご確認できます。
(提供/JGTO)