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大会ダイジェスト

4月13日決勝ラウンド 2日目(雨天のため中止)

最終ラウンド中止で生源寺龍憲選手がツアー初優勝

生源寺龍憲選手

「東建ホームメイトカップ2025」最終ラウンドは、スタート予定時間を繰り下げながら開催の可否をぎりぎりまで検討しましたが、コースコンディションの回復が見込めず、競技の成立が難しいと判断され中止となりました。この結果、本大会は3日間の短縮競技となり、第3ラウンド終了時点で単独首位に立っていた生源寺龍憲選手のツアー初優勝が決定しました。

今年は開催時期が例年より2週間遅れたことで、季節が進み最高のグリーンコンディションのもと大会が開幕。選手たちは「これまでで最も速く硬いグリーン」と口を揃え、スコアメイクの難しさを警戒しましたが、気温が高く穏やかな天候が続いたことで実力を発揮しやすく、好スコアが続出しました。生源寺選手には、4日間最少ストローク記録の更新も期待されていました。

初日の第1ラウンドでは、朝一番でスタートした石川航選手が自己ベストの65をマーク。兄の石川遼選手、そしてジュニア時代からのライバルである石坂友宏選手が追いつき、1位タイに3人が並びました。トップと1打差の4位タイに7人、2打差の11位タイに6人が並ぶ大混戦の幕開けとなりました。

大会名物「多度下ろし」の冷たい風は吹かなかったものの、勝負の行方を左右したのはやはり風でした。第2ラウンドでは、前日の66に続き64をマークした生源寺選手が、4位タイから単独首位に浮上。1打差の2位に片岡尚之選手、2打差の3位に石坂友宏選手と、風の弱い午前スタート組が上位を占めました。一方、午後スタートで風の影響を受けた石川兄弟はスコアを伸ばせず、やや順位を落とす展開に。

第3ラウンドでは、最終ラウンドの悪天候を見越し、各選手が序盤から積極的なプレーを展開。順位が目まぐるしく入れ替わる、まさに「ムービングサタデー」となりました。その中で、安定したプレーを続けたのが生源寺選手です。一時は、3打差4位から5バーディの猛追を見せた米澤蓮選手に並ばれましたが、15番からの3連続バーディで再び突き放し、堂々のツアー初優勝を果たしました。

4月12日決勝ラウンド 1日目

生源寺龍憲選手が単独首位をキープ、ツアー初優勝に王手

  • 生源寺龍憲選手 <生源寺龍憲選手>
  • 米澤蓮選手 <米澤蓮選手>

予選ラウンドを勝ち抜いた上位68選手によって行われた決勝第3ラウンド。前日に続いて春らしい陽気に恵まれ、多くの選手がスコアを伸ばす「ムービングサタデー」となりました。 リーダーボードでは2位以下の選手が目まぐるしく入れ替わる中、トップの座を一度も譲らなかったのが生源寺龍憲選手です。 出だしの1番で幸先よくバーディを奪うと、その後はチャンスを生かしきれないホールが続き、一時は米澤蓮選手に並ばれましたが、15番からの3連続バーディで再び突き放しました。トータル17アンダー・通算196ストロークは、大会最少スコアの更新も視野に入る好ペースです。 これまでのプレーについて、生源寺選手は「自分の思ったようにやれているので、明日は落ち着いてプレーすればいい」と語り、ツアー初優勝に向けて自信をのぞかせました。

3打差の14アンダーで単独2位につけたのは、ボギーなしの5バーディで回った米澤蓮選手。「3日間、自分のプレーができました。明日もこの調子でいければ挽回できると思います」と、昨年2勝・年間ランキング12位の実力者は逆転優勝への手応えを語っています。 トップから5打差の12アンダー・3位タイには、8バーディの猛チャージを見せた池村寛世選手、6バーディの吉田泰基選手、前日2位から順位を落とした片岡尚之選手、そして見事なアルバトロスでジャンプアップを果たした出利葉太一郎選手の4人が並びました。 最終日は降雨が予想されていますが、出利葉選手は「明日があるので、優勝できるように準備したい」と意気込みを語るなど、各選手とも勝利に向けて余念がありません。

注目の石川兄弟はともに7アンダー・20位タイにつけています。兄の遼選手は「明日やりたいことがあるので、しっかり練習して備えたい」と話し、ドライビング・チャレンジで優勝を果たした航選手は「この調子でフェアウェイキープ率100%を目指します」とそれぞれの目標を定めて最終日に臨みます。 空模様は「神のみぞ知る」といったところですが、最終日も熱のこもったプレーが随所で繰り広げられることは間違いありません。

4月11日予選ラウンド2日目

好条件を生かし攻めのゴルフを貫いた生源寺龍憲選手が単独首位

生源寺龍憲選手

132名の選手が午前と午後に分かれてプレーした予選ラウンド。2日目はスタート時間を入れ替え、前日に午後スタートだった組がこの日は朝からプレーを開始しました。
前日まで硬く締まっていた地面は、夜の雨によりやや柔らかくなり、その恩恵を受けたのは午前スタートの選手たちでした。

「昨日はピンまでキャリーで届かないよう、なるべく手前に落としていましたが、今日はボールがよく止まるので、アグレッシブにピンを狙えました」

その言葉通り、12番パー5では残り252ヤードからのショットを7メートルに寄せてイーグルを奪うなど、多くのチャンスを作り出し、確実にスコアを伸ばしたのが生源寺龍憲選手です。攻めのゴルフでイーグル1つ、バーディ6つを奪い、この日7アンダー、通算12アンダーまでスコアを伸ばして単独首位に立ちました。 昨年の同大会でも21アンダーで2位に入った生源寺選手。「ティーショットが打ちやすく、グリーンも比較的読みやすいのでプレーしやすい」と語る通り、相性抜群のコースでツアー初優勝が見えてきました。

1打差の通算11アンダー、2位につけたのは、今日6アンダーで回った片岡尚之選手です。「グリーンの状態が良く、スピードさえつかめば思った通りに転がってくれるのでやりやすい」と語り、ツアー2勝目に向けて自信をのぞかせました。

1位タイからスタートした石坂友宏選手は、この日スコアを4つ伸ばして通算10アンダー、3位につけ、逆転優勝を狙える好位置をキープ。また、この日のベストスコアとなる9アンダー・62をマークした芹澤慈眼選手は、予選カットライン以下の85位から一気に5位タイまで浮上しました。

なお、上位3選手はいずれも午前スタート組。午後スタートの選手たちは、午後から強まった風の影響でスコアを伸ばしきれませんでした。前日首位に並んでいた石川兄弟のうち、経験豊富な兄・遼選手はスコアを2つ伸ばし、4打差の5位タイに踏みとどまりましたが、弟・航選手はイーブンパーにとどまり、通算6打差の16位タイへと順位を落としました。ただし、前半2日間で見せた安定感あるショートゲームが後半戦でも続けば、巻き返しのチャンスは十分にあるでしょう。

また、初日6オーバーと出遅れた寺西飛香留選手は、男子選手も苦しむ午後の難しいコンディションの中、2オーバーでまとめ、次回大会への期待をつなぎました。

4月10日予選ラウンド1日目

硬くて速いグリーンに負けないハイレベルな接戦。石川兄弟ら3人が首位

  • 石川遼選手 <石川遼選手>
  • 石川航選手 <石川航選手>
  • 石坂友宏選手 <石坂友宏選手>

「今までで一番硬く締まって速いグリーン」「グリーン周りが硬く、スコアメイクが難しい」多くの選手が相当な覚悟を決めて臨んだ予選第1ラウンドでしたが、蓋を開けてみると風はさほど吹かず、最高気温は20℃近くまで上昇。午前・午後スタート組ともに、この時季としては比較的良好なコンディションに恵まれ、初日からハイスコアで競り合う展開となりました。

朝一番からスタートダッシュを決めたのは、プロ・アマ通じて本大会5回目の出場となる石川航選手です。インスタートの11番ではボギーが先行したものの、気持ちを切り替えて12番からの3連続バーディを含む前半4バーディ。後半も好調なショットとパッティングが噛み合い、さらに4つのバーディを積み重ねて、ツアー競技で自己ベストとなる6アンダー・65をマーク。暫定1位でホールアウトし、残る3日間はプロ転向後のベスト順位を目指して戦います。

前半に怒涛の6バーディで猛追したのは、兄の石川遼選手。折り返してすぐの3番で7つ目のバーディを奪ってトップに並ぶと、残りのホールでは経験を生かした粘りのゴルフで順位をキープしました。

午後スタート組でもっともスコアを伸ばしたのは、石川航選手と同学年でジュニア時代から競い合ってきた石坂友宏選手です。この日はチップイン2回を含む6バーディ、ボギーなしのラウンド。「今日はグリーン周りの勝負になる」と事前に立てたゲームプラン通り、完璧な試合運びで石川兄弟に追いつきました。

トップの3選手から1打差の4位タイには、昨年、自身3回目の賞金シード復活を果たしたベテラン・上井邦浩選手ら7人が並び、さらに1打差の11位タイには、大学時代に松山英樹選手を抑えて全国優勝を果たした小袋秀人選手ら6人が続く大接戦となっています。

また、ジャパンゴルフツアー史上初の女性ツアーメンバーとして本大会がデビュー戦となる寺西飛香留選手は、スタートの1番ホールで約270ヤードのビッグドライブを披露してパーセーブ。しかしその後は惜しいバーディチャンスをいくつか逃し、6オーバー・77とほろ苦い結果に。2日目はアンダーパーを目指して戦います。

最終スコア・ペアリング情報
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大会のスコアは、こちらからご確認できます。
ペアリング情報
ペアリング情報は、こちらからご確認できます。

(提供/JGTO)

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